佐賀県退職校長会
佐賀県退職校長会会長の今村統嘉です。本会は昭和40年(1965年)全国連合退職校長会結成の気風に呼応して、長年にわたり現職校長として研鑚してきた教育的識見と経験とを、退職後も継承発展させ、さらに一層本県の教育振興・発展に寄与したいという意志と情熱をもって結成されました。県内学校の退職校長をもって組織し、令和6年度の会員数は1205名、賛助会員として現職校長278名が加入しています。 本会は、本県教育の振興・発展に寄与するとともに、会員相互の親睦と福祉の増進を図ることを目的としています。この目的達成のために本部と市郡を単位とした13支部が連携し活動しています。具体的には本部では3つの専門部を設置し、教育振興部は現職校長会、県教育委員会・市町教育長連合会、県PTA・県高PTA、退職公務員連盟、これらの団体との教育懇談会を開催、福利厚生部はグラウンド・ゴルフ大会や視察研修会(支部持ち回り)で会員の親睦を深め、広報情宣部はこれらの活動の状況を会報や「会員の交流広場」等で会員へ報告をしています。また、支部活動は地域における教育の支援、会員相互の研修を行うと共に、文化・スポーツ・ボランティア等の活動に取り組み、地域教育の活性化のために貢献しています。 また、学校教育の応援団として令和5年度より、「人材バンク名簿」を作成して、県・市町教育委員会、現職校長会事務局に配布したところです。令和6年度も一層の充実を図るように取り組んでいます。 さらに、役職定年を迎える校長への入会勧誘には、退職校長会の活動を紹介するパンフレットを作成し、各支部で現職校長との研修会を持つなどでつながりを深めるようにしています。 ところで、これまではこれらの活動報告を年2回の会報等で会員にお知らせしていましたが、このたび、佐賀県退職校長会の公式ホームページを開設することで会員はもとより、広く県民・国民に本会の目的・理念や活動状況などの情報をタイムリーに提供することができることになりました。日頃の活動になかなか参加することができない会員の方々と本会とを結ぶホットラインになり、会員相互のつながりがますます深まることで、本会の更なる充実・発展を期待しています。今後とも、退職校長会の活動にご支援ご協力をお願い申し上げ、ごあいさつといたします。